買取仲介とは?仲介手数料が発生する?メリットやデメリットも解説します!
2023/04/18
不動産買取を選ぶ際に以下のようなお悩みはありませんか?
「買取でも高く買い取ってほしい」
「目星をつけていた不動産会社で買取対応している物件種別じゃなかった…」
「戸建てや土地を買取できる業者を探している」
「オークション形式で不動産を売却したい」
このようなお悩みを解決できるかもしれないのが「買取仲介」なんです!
買取仲介とは、簡単に説明すると不動産会社に別の業者を紹介してもらうシステムのこと。
依頼しようとしていた不動産会社が買取対応していなかった場合、また一から探しなおさなければならないのはとても苦労しますよね。
くわえて不動産業界のプロに業者を紹介してもらうのは安心でもあります。
そこで今回は買取仲介と即時買取の違いのほかにメリットやデメリット、注意点だけでなくおすすめの人まで徹底解説いたします。
不動産買取に興味がある方やお悩みの方はぜひご一読くださいね!
目次
「買取仲介」という言葉はあまり耳慣れないのではないでしょうか?
買取仲介とは、売主の代わりに不動産会社が買取業者へ買取の打診をし取りまとめまでをおこなうシステムのことです。
いわゆる「即時買取(不動産買取)」と違って業者に直接不動産を買い取ってもらうのではなく、依頼した不動産会社が買取業者と売主間を仲介します。
不動産会社が仲介となって買主を探す仲介売却と少し似ており、直接買取と異なる点が「仲介手数料が発生すること」。
直接買取は過去の記事で解説しているので、直接買取を知りたいという方は下記のリンクよりご一読ください!
・【初心者必見】中古住宅買取って?流れや仲介との違いを解説します!
・中古住宅の買取相場は仲介の70%?築年数と市場価格の関係や高く売るコツを解説します!
・不動産買取の注意点とは?買取前の準備や必要書類も解説します!
ところで「仲介手数料が発生するなら即時買取の方がお得では?」と疑問を持たれたかもしれません。
確かに売主自身が不動産会社を見つけて、直接買取を依頼すれば仲介手数料は不要でかかる費用は安く済みます。
買取を依頼する売主さんはたいていが売却期間や経済面においても猶予や余裕が無いという方も多いです。
そんな状況だからこそ、経費を抑えてより高く売りたいですよね。
しかし不動産にあまり詳しくない方が、自分で買取業者を探して直接買取を依頼するのはおすすめできません。
なぜなら、不動産会社側が有利になるような偏った契約内容に設定されてしまうことが多いからです。
ちなみに買取仲介の代表的な例として「入札(不動産オークション)」というものがあります。
買取仲介のメリットやデメリットなどの解説の前にこちらをご紹介します!
売買取仲介の代表例-入札
一般的に不動産売却の方法としては「仲介売却」や「直接買取」が幅広く知られていますが、入札(オークション)があることをご存じの方はあまり多くありません。
仲介売却は期限などはなく早い者勝ちで不動産を購入しますよね。
しかし不動産オークションは全く異なり、期日までに投票した希望購入額の高さで不動産を購入できるかが決まります。
不動産オークションの簡単なフローをご説明しましょう。
まず不動産オークションでは入札の締切日を設定します。
そして締切日までに、該当不動産に対する希望購入額を記載した買付証明書をそれぞれの不動産会社が送付します。
最後に締切日の当日に、最も高額での購入を希望した業者に不動産を売却するというのが不動産オークションの流れです。
不動産オークションは仲介を依頼された不動産会社と売主が契約を結び、その仲介業者が窓口となって不動産を入札にかけます。
そしてオークションによって買主が決まると、買主と売主間の契約から引渡しまで仲介業者が取りまとめてくれます。
仕組みが似ているものとして競売が挙げられますが、競売と最も異なる点が「強制力」です。
競売は売主の希望が反映されないので、売却したいの如何を問わず抵当権を持つ金融機関が不動産をオークションにかけます。
一方の不動産オークションはあくまで売主の希望でおこない、窓口もに仲介業者が入る点も異なります。
不動産オークションについての解説記事は後日ブログ内で公開しますので、しばらくお待ちください!
買取仲介のメリットは以下の4つあります。
・業者選びを探す手間が省ける
・買取において不動産会社に偏った契約内容にならない
・高価買取の可能性がある
・引渡しまでの手続きのフォローまで任せられる
それぞれ解説していきますね!
業者選びを探す手間が省ける
メリットの1つ目は「業者選びを探す手間が省ける」という点です。
家庭の事情や仕事で忙しいと、業者を調べてリストアップし何度も話を聞きに行くという時間を捻出するのは難しいですよね。
さらにマンションと違って土地や戸建てを買取したいとなっても、買取に対応できる不動産会社は限られてきます。
ほかにも不動産に詳しくないゆえに悪徳業者に引っかかってしまい、足元を見られて安く買い叩かれてしまうということも少なくありません。
しかし買取仲介であれば不動産会社が適切な買取業者を打診してくれます。
したがって悪徳業者である可能性は低いうえに、「依頼しようと思った業者が、自分の売りたい物件種別の買取対応をしていなかった」という事態も防ぐことができますよ。
買取において不動産会社に偏った契約内容にならない
悪どい業者に当たってしまった場合、知らず知らずのうちに業者側に有利になるような契約内容にされていることがあります。
不動産に詳しくない方や経験が浅い方だと、自分に不利な契約内容にもかかわらずそれに気づかず契約してしまうことも。
それでは、一体なぜ契約内容に偏りが出てしまうのでしょうか。
通常では不動産関連のやり取りや契約は、窓口の仲介業者が付き添いチェックしますよね。
したがって売主に不利な契約内容になっていれば、そもそも仲介業者に指摘されるので公平な契約にしてくる業者がほとんどです。
しかし直接買取では相手は個人で、窓口に仲介業者もいないうえに不動産について詳しくありません。
そのことから契約内容が不利になっても気づかないだろうと、悪どい業者は高をくくって契約内容を偏ったものにするのです。
ちなみに買取後の不動産は、たいていはリノベーションなどの修繕をおこなって再販します。
例えば安くで買い取って修繕後に再販をすれば、出費を少なく大きな利益を得られますよね。
一見、仲介手数料が発生しないことは安く済むのでメリットしかないように感じますが、上記のようなリスクも抱えているのです。
高価買取の可能性がある
買取仲介では、不動産会社が買取業者に目星をつけたうえで打診まで担当してくれます。
前述のような悪徳業者に引っかかる可能性も低いうえに、何よりメリットなのが「高額買取してくれる業者に話を持ち込んでくれる可能性があること」です。
ちなみに不動産の買取額は業者によって変動します。
不動産会社によって不動産の重要視する基準が異なるからです。
つまり一社だけに買取査定を依頼すると不動産の相場が分かりづらいことや、不動産会社の基準次第では安く買取されてしまうことが十分に有り得ます。
したがって不動産買取では複数の業者に査定依頼をおこない、最も高い買取価格を提示してきた業者に買取を依頼するのがセオリーです。
しかし複数社に査定依頼を出すとしても、不動産会社のリストアップやリサーチに手間がかかってしまいます。
くわえて複数社と査定についてのやり取りをおこなう必要もあります。
さらに付け加えるならば、前述のような悪徳業者がリストに入っている可能性も捨てきれません。
もし運よく契約内容の不利に気づけたとしても、また新しく業者に依頼しなおさなければなりませんよね。
一方の買取仲介では仲介会社とのやり取りだけで済ませられるので、窓口を一本化でき手間を省くことが可能です。
さらに仲介手数料以上に高く売れることもしばしばあります。
お金に余裕のある方や確実に買取を成功させたい方、忙しくて不動産売却に手間が取れない方はぜひ買取仲介を検討してみてくださいね。
引渡しまでの手続きのフォローまで任せられる
買取仲介の4つ目のメリットとして「引渡しまでの手続きのフォローまで任せられること」が挙げられます。
仲介業者が入ることで一般的な仲介売却と同じく契約から決済、必要書類の案内、契約書の説明、引渡しに至るまで手厚くフォローしてくれますよ。
仲介手数料が発生する
直接買取では仲介手数料は発生しません。
しかし買取仲介を選んだ場合は仲介手数料は支払う必要があります。
ちなみに買取仲介での仲介手数料の計算式は仲介売却時と変わりません。
★買取価格 × 3% + 6万円+消費税
※買取価格が400万円以下の場合は金額が異なります。
例えば1,500万円での買取となった場合は561,000円を支払わなければなりません。
実際の買取相場より安く買い取られることもある
2つ目のデメリットとして挙げられるのは「実際の買取相場より安く買い取られることもある」ということ。
これは依頼した仲介業者があえて高額買取をしている業者を探さずに、よしみの業者へ不動産を安く買取させようと結託するケースです。
もちろんそんなことはあまり起こりません。
しかし不動産に詳しい方だと買取ではなく、公平性が高く高価買取の可能性もある入札を好む方もいらっしゃいます。
ただし不動産オークションは買取よりも時間がかかるので、より早く売却したい方は買取がおすすめです。
高い買取業者を見つけられない
仲介業者の人脈やリサーチ力次第では、高く買い取ってくれる業者が見つからないことも十分に考えられます。
したがって買取金額に納得いかないという場合は、別の仲介業者に依頼してみるのもおすすめ。
仲介業者同士の競争原理が働き、より高く買取してくれる業者を探してくれるでしょう。
紹介された買取業者に仲介業者を介さず買取を直接依頼しない
仲介業者に買取仲介を依頼した場合は、紹介された買取業者に直接依頼するのではなく仲介業者を介して依頼をしましょう。
違約金として仲介手数料相当額が請求される恐れがあるからです。
買取を選ぶ方は、金銭的に余裕のない方も多くいらっしゃいます。
仲介手数料の支払いを惜しんで、仲介業者を拒否して紹介してもらった買取業者と直接買取の契約を結ぶのはやめましょう。
実は不動産買取の取引では買取仲介が多い
実はあまり知られていないかもしれませんが、仲介売却の末に買取仲介に移行することはよくあるケースです。
不動産売却では、一般の方向けに仲介売却で販売をスタートすることが多いです。
しかし不動産の条件や販売時期などが影響して長期間売れないことがあります。
売れ残り物件となってしまうと相場よりもかなり安い価格での成約になってしまうので、仲介売却で契約を結んでいた仲介業者が売主に買取仲介を持ちかけるのです。
上記のようなことから、あまり知られてはいませんが実は不動産買取では買取仲介が多いのです。
以下のような条件に当てはまる方は買取仲介が非常におすすめです。
・どの不動産会社に買取を頼めばいいかわからない
・不動産に詳しくないが買取を検討している人
・業者を探す手間が惜しい(忙しい)
・仲介売却で不動産がなかなか売れない人
・相続した不動産を早く売りたい人
やはり買取仲介の大きなメリットは買取業者を探す手間を省けること、そして契約から引渡しまでプロのフォローがあることでトラブルが起こりにくいことの2点です。
したがって相続や離婚などをきっかけに早く売却してしまいたい方や、仕事などで忙しく売却に時間をかけられない方に非常におすすめ。
ほかにも仲介売却で長期間手ごたえがないという方は、買取仲介を検討してみましょう。
また、自分の不動産の条件を鑑みて仲介売却は厳しいかもしれないという方も、前もって買取仲介を考えてみるのも良いですね。
不動産買取は相場より安く買い取られることが通例です。
しかし仲介売却で売れ残りになると、買取よりも安い価格での売却になってしまう可能性があります。
自分の不動産に合った売却方法を選んで、不動産売却を成功させましょう。
今回の記事では買取仲介と買取の違い、メリットやデメリット、注意点など解説しました。
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